衣文も抜けて、裾合わせも、衿合わせも補正もばっちり。
袋帯結びも完璧な仕上がりです。
ご自身で短期間にここまでできるようになられました。
Rさんは、この春、お嬢様が中学を卒業され、高校へ入学されました。
卒業式、入学式のために、着付けを勉強されることにされました。
スタートされたのが、2月下旬。
卒業式まで一か月弱です。
プランを立ててみっちりお稽古しました。
着物は聞きなれない言葉を覚えるところからスタート。
まずは着物に慣れてもらいます。
とりあえず、長襦袢と着物を自分で着られるようにお稽古。
その後、袋帯結びのお稽古をしてもらいました。
袋帯が結べるようになると、着物を着て帯を結んでいきます。
帯を結んでみると、もっと補正が必要だとわかりました。
(つまり、ウエストがくびれていて、とてもスタイルがよいということです。)
補整をした方が細く見えることがお分かりいただけますか?
着物は直線でできた衣装なので、やわらかいお着物のばあいは、よくそういうことが起こります。
不思議ですが、そうなんです。
ものすごく頑張って、なんとか、卒業式に間に合いました。
えらい!
本当によくがんばられました。
ひと月半でここまできっちり着られるようになられました。
素晴らしいと思います。
Rさんは三人の子供さんのお母さんで、お仕事もフルタイムでこなされています。
一番下の子供さんのクラブ活動もあり、日曜日も超多忙。
それでも、早朝に当社にお稽古に来られて、学んだことをお家でしっかり練習して次回来られる。
その繰り返しで、すっかり身に付けられました。
「着物を自分で着たい!」その強い気持ちさえあれば、願いはかなう。
私もそれを実感できた生徒さんでした。
Rさん、本当にご苦労様でした。
また、いつでもお越しくださいね。
Rさんが感想をよせてくださいました。
掲載させていただきます。
着付けを学んでみて
①受講しようと思ったきっかけ
自分で着付けができる友達が羨ましくて。ずっと習いたいなとは思っていましたが、なかなか思いきれませんでした。子どもの卒入学式を機会に決心しました。
②着付けを勉強してできるようになったこと
着物の仕組みがわかり、着付けのコツがわかりました。なにより着物が大好きになりました。
③受講してみての感想
最初は着付けができるようになるとは思えず不安でした。先生が私に合った着付けの方法を教えてくれて、できることが増えていきました。自分で着られるようになるために受講しましたが、実際に着られるようになって驚きと感動です。とにかく思い切って受講してよかったです。
④これから学ぶ方に
受講したいと迷っていたら、思い切ってください。優しい先生との出会いが待っています。必ず自分で着られるようになります。自分と先生を信じてがんばりましょう。
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