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お母様ご自身の手で着せてあげる

赤ちゃんが誕生されて、初めて神社にお参りする時、出産されたお母様の体をいたわるため、嫁ぎ先のお母様が赤ちゃんを抱っこして、初着(うぶぎ)を打ちかけておまいりされます。

その初着に揚げを施して、七五三詣りの時に使うことができます。
(そのままでは、使えません。)

 

昨今ではレンタルなどもありますが、行きたい時にお参りできる、ご自身の着物や袴を使う方が便利ですよね。
ましてや、家紋入りのお着物があれば、それに勝るものはありませんよね。
せっかく準備してくださった、赤ちゃんの時のうぶぎも出番が増えます。

 

とてもかっこいい男の子をご紹介いたしますね。

男前さん💛 
こちらのお客様は、家紋の入った立派な初着に揚げをさせていただき、お袖を作らせていただきました。

そして、袴をご購入いただきました。

五歳の息子さんなので、初着にかなり工夫をして着ていただけるよう工夫を施しました。

袴は、お母様ご自身が息子さんに着せてあげたい、とのご希望で、一回だけ着付けの練習に来ていただき、お母様がバッチリ習得されました。

練習したその日のうちに、ご自宅でお稽古されたそうです。
写真を撮ったり、動画を撮ったりして記録を残されたそう。

息子さんも協力してくれたんですって。
さすがに五歳!賢いですね。
お稽古に来られたお母様も、とても熱心に練習され、習得も早かったんです。
そして先日!

良いお天気になった日曜日。

神社にお参りにいかれたそうです。

徳島県で有名な大麻彦神社。
良い気が伝わって来ます。
袴の着付けもバッチリです。
本当に良かった~。お母様頑張られましたね♡

息子さんにご自身の手で着せてあげられるって、とても素敵な事だと思います。
とても若くてきれいなお母様なんですよ。
そのお気持ちがとても嬉しい私です。

これからも、どうぞお元気に成長されますよう、心からお祈りしています。
K様、ありがとうございました。